2024年度 自然保護助成基金プロ・ナトゥーラ・ファンド助成 自然保護助成基金

【応募期間】

2024年6月3日~2024年7月11日

【助成対象・内容】

  1. 助成の趣旨 プロ・ナトゥーラ・ファンド助成では、自然保護のためのフィールドワークに基づいた基礎的な研究や、地域に 根ざした自然保護活動、当財団が年度ごとに定める特定のテーマに取り組むプロジェクトに対して助成を行いま す。
  2. 助成対象カテゴリーと助成期間・金額・対象分野 当助成は、以下のA~D の4 つのカテゴリーで募集を行います。助成開始は2024 年10 月からです。
カテゴリ A. 国内研究助成 B. 国内活動助成 C. 海外助成 D.特定テーマ助成
      地域NPO活動枠   ①   植物 ②  沿岸域・河口域
助成対象 分野 日本国内における 自然保護の基礎と なる調査・研究 日本国内における 自然保護のための 保全・普及・啓発 活動 日本国内の地域の NPO による自然保 護のための保全・ 普及・啓発活動 開発途上地域におけ る自然保護のための 調査・研究、及び教 育・普及・啓発活動 日本国内における 絶滅が危惧される 植物(種あるいは 群生地)の保全に 関する研究・活動 日本国内における 沿岸域・河口域の 生物多様性保全に 資する研究・活動 に対し助成
対象団体 団体 団体 NPO 法人 団体 団体 団体

 

 

各カテゴリーの助成目的、助成対象、助成期間、助成金額は以下の通りです。 【A.国内研究助成】

<助成目的>

日本国内における自然保護の基礎となる調査・研究に対し助成します。

 

【B.国内活動助成】

<助成目的>

日本国内における自然保護のための保全・普及・啓発活動や、国際的な自然環境問題を国内に周知させる活動 に対し助成します。(普及啓発を伴わない活動は助成対象外です。)

※地域 NPO 活動枠は上記の活動のうち地域に根ざした NPO 法人による、地域住民を主体とした地域の自然環境 に関する活動が対象となります。申請団体が活動地域の外に出て行なうプロジェクトは対象となりません。プ ロジェクトメンバーへの人件費の支出は助成金額の30%まで認められます。

 

【C.海外助成】

<助成目的>

海外の開発途上地域における野生動植物の保護あるいは生態系保全のためのプロジェクト実施地域の人々が 主体となった調査・研究、及び教育・普及・啓発活動に対し助成します(調査・研究と教育・普及・啓発活動と が一体となったプロジェクトでも可)。

※開発途上地域:開発援助委員会(DAC:Development Assistance Committee)による援助受取国・地域リスト に明記されている国。

 

【D.特定テーマ助成①「日本国内における絶滅が危惧される植物(種あるいは群生地)の保全に関する研究・活 動」】

<助成目的>

植物の多様性を保全することは、地球上の生態系のバランスを保ち生物多様性を維持・保全していくために大 変重要です。植物の保護に関する助成は、当財団の創立者のお一人である故岡本和子氏のご遺志であり、第 32 期から手厚い助成を行ってきました。第35 期も引き続き「日本国内における絶滅が危惧される植物(種あるい は群生地)の保全に関する研究・活動」に対し助成します。

~絶滅が危惧される植物について~

レッドリストにおいて絶滅危惧種・準絶滅危惧種に指定されていなくても、個体数の著しい減少が認められて いる種や、情報が少なく基礎調査が必要な種についても助成の対象となります。

 

【D.特定テーマ助成②「日本国内における河口域及び海浜等の沿岸域の生物多様性保全に資する研究・活動」】

<助成目的>

日本の海岸線の総延長は約35,000 km におよび、日本は諸外国と比べても国土面積あたりで非常に長い海岸 線を有しています。陸域・海域が接する沿岸域は、汽水域、海岸、浅海域(干潟・塩性湿地・藻場・サンゴ礁な ど)、里海などの豊かな生物多様性を有する自然保護上重要な地域です。最近では、藻場・干潟等の「ブルーカ ーボン」による気候変動緩和機能も注目されてきました。しかし、開発や陸域からの影響(流域からの負荷な ど)、災害による影響等を強く受けやすい地域でもあります。そこで、日本国内における沿岸域の生物多様性保 全に資する研究・活動に対し助成します。

~沿岸域について~

海岸線を挟む陸域及び海域を指します。したがって、砂浜、断崖、渚、海岸沿い等の陸域における生態系(植 生含む)を含みます。

【助成金額】

  • 国内研究助成】

<助成金額>

上限100 万円 ※2 年間のプロジェクトでも、助成金額の上限は100 万円。

 

  • 国内活動助成】

<助成金額>

上限100 万円

 

  • 海外助成】

<助成金額>

上限100 万円

 

  • 特定テーマ助成①「日本国内における絶滅が危惧される植物(種あるいは群生地)の保全に関する研究・活 動」】

<助成金額>

  • 年プロジェクト:上限100 万円、2 年プロジェクト:上限200 万円

 

【D.  特定テーマ助成②「日本国内における河口域及び海浜等の沿岸域の生物多様性保全に資する研究・活動」】

 

<助成金額>

1 年プロジェクト:上限100 万円、2 年プロジェクト:上限200 万円

【応募方法】

  • 申請の流れ

申請は代表者がシステム内の応募フォームから行います。申請の流れは以下の通りです。

① メールアドレスの登録 https://sys.pronaturajapan.com/app/にアクセスし、応募カテゴリーを選択し、メールアドレスを登録し てください。 ※登録メールアドレスは採択後の助成手続きや事務局との連絡にも使用します。 ※特定テーマ①②は助成対象分野も選択してください。A. 国内研究助成の対象になり得るプロジェクト は「調査・研究」、B.国内活動助成の対象になり得るプロジェクトは「保護活動」を選択してください。

② 応募用URL の取得

登録したメールアドレスに「応募用URL」が送られます。URL をクリックし応募フォームにアクセスして ください。応募が完了するまで同一のURL を使用しますので、メールを必ず保存してください。 ※メールが届かない場合は、「迷惑メール」ボックスもご確認ください。

  • 応募情報の入力

必要な項目を入力してください。入力途中で応募フォームを閉じる場合は、必ず「申請書類の一時保存」 ボタンをクリックし入力済の内容を保存してください。120 分でタイムアウトしますので、定期的に一時 保存することをお勧めします。入力を再開する場合は、最初の「応募用URL」からアクセスしてください。 応募フォームに直接入力する項目と、応募フォーム内から所定のファイルをダウンロードし、記入後に 応募フォーム内にアップロードする項目があります。申請入力の詳細は(2)~(3)を参照してください。

④ 応募完了

全ての項目入力とファイルのアップロードを終えたら、応募フォーム下部の「入力内容の確認画面へ」か ら内容確認に進み、確認画面ページ下部の「応募する」から応募を完了してください。応募完了後の申請 内容変更は一切できませんので、内容に誤りがないかよく確認してください。応募完了後、入力項目ファ イルを添付した完了メールが届きます。

  • 各種提出書類

応募フォーム上で、以下のフォーマットもアップロードして提出してください。フォーマットと記入見本は 全て応募フォーム内からダウンロードしてください。 【全カテゴリー共通】

・プロジェクト計画書(必須):Word 様式をPDF 形式に変換して提出

・プロジェクト対象地域の地図(任意)

【海外助成(代表者が日本語で書類作成できない場合のみ)】

代表者が日本語の書類作成不可の場合は、以下の通りに対応してください。

・代表者が「Application Form A」「Application Form B」「Expenditure Schedule」を英語で作成する。

・日本人メンバーが「Application Form A」「Expenditure Schedule」の和訳を応募フォームに入力する。 「Application Form B」の和訳を「プロジェクト計画書」に記入する。

・【全カテゴリー共通】の提出様式と、英語原本(「Application Form A」「Application Form B」「Expenditure Schedule」)をPDF 形式に変換して応募フォーム内から提出する。

【問合せ】

公益財団法人自然保護助成基金 プロ・ナトゥーラ・ファンド助成担当係

Tel:03-5454-1789

Fax:03-5454-2838

Email: office@pronaturajapan.com
質問等は、メールアドレス、または当財団のWeb サイト(https://www.pronaturajapan.com/)のお問い 合わせフォームよりお願いいたします。

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