小林董信基金 個人の能力向上支援助成 北海道NPOファンド
【応募期間】
2022年11月1日~2022年11月30日
【助成対象・内容】
NPO法人北海道NPOサポートセンターの創設者であり、長きにわたり事務局長を務められ、北海道のNPO活動の基礎づくりに多大な貢献をされた故・小林董信氏を偲び、その足跡と功績を後世に伝えるため基金を造成しました。小林董信氏が実践した「人を育てる」「人を応援する」ことを目的として助成を行います。
*小林董信(こばやし しげのぶ)氏
北海道にNPOを広めた立役者。31歳で共同購入団体「たまごの会」を立ち上げ、35歳のときに「生活クラブ北海道」を設立(初代専務理事、90年退任)。1998年北海道NPOサポートセンター設立(初代事務局長)。「世の中を変える」ことを原動力に活動していた社会活動家。2021年6月に永眠。
小林さんは「NPOには上下関係は存在しません。相互依存関係のネットワーク組織です」「既存のあらゆる価値観から脱却してオルタナティブを提起するのもNPOの役割」「NPOが事業を担うことで地域の柔軟な市民力を高め、どのような環境の変化にも負けない生き生きとした地域をつくることが本来の目的」「眠っていた市民の力が目覚め、鍛えられていくことがNPOの活動の一つの大きな意味」など多くの言葉を遺されました。この基金は小林さんの事績を後世に伝えるとともに、その理念を受け継ぐ人材輩出を目指しています。
~基金造成にあたっては、小林郁子氏による北海道NPOサポートセンターへの総額500万円の寄付のお申し出がきっかけとなり、多くの市民、団体からの寄付をいただくことができ、このたびの将来を見据えた基金造成につながりました。~
個人の能力向上支援助成
〇助成内容:
より良い社会づくりのため、自発的に活動する個人に対し、助成を行います。
〇助成使途:
社会活動の次世代担い手育成を目的として、助成金の使用用途は下記を想定しています。
・外部の研修プログラム参加費用(国内外視察交通費など諸経費も含む)
・自らのアイディアを形にするための費用
・自ら設計した研究やフィールドワークなど、個々の知見、スキルを高めるもの。
※利用目的が趣旨に合致していれば、使途は問いません。
〇応募資格:個人。
※公益性のない事業、営利を目的とした事業、政治、宗教、思想等の目的に偏る事業の実施を目的とした活動は助成の対象となりません。。
【助成金額】
総額50万円/2名(1名の上限は25万円)
【問合せ】
認定NPO法人北海道NPOファンド
〒064-0808 札幌市中央区南8条西2丁目5-74 市民活動プラザ星園201号室
https://npoproject.hokkaido.jp/ メール npofund@npo-hokkaido.org
TEL:011-200-0973 FAX:011-200-0974 担当:高山