トヨタ財団2024年度特定課題「外国人材の受け入れと日本社会」 トヨタ財団
【応募期間】
2024年9月2日~2024年11月16日
【助成対象・内容】
- 助成の趣旨
急速に進む外国人材の受け入れは、日本の社会・経済にとって長期・超長期にわたる大きな変革をもたらす ものであり、極めて大きい影響をもたらしています。トヨタ財団は、(1)外国人材が能力を最大限発揮できる環境 作り等の 5 つの助成分野(下記 2.-2.参照)を設定し、外国人材受け入れの総合的な仕組み構築への寄与が 期待できる調査・研究・実践に対して助成する本プログラムを 2019 年度より開始しました。 本年度も、引き続き以下の 3 点をねらいとして公募します。5 つの助成分野のいずれかについての調査・研究 を行い、かつ助成期間中に、その課題解決や状況の改善に向けた仕組みや制度の構築等の持続的な実践 に取り組むプロジェクトを助成対象とします。
➢ 外国人材の増加が日本社会の様々な面に引き起こす変化や影響と、その対応のあり方を探る
➢ 外国人材が直面する諸課題を生み出す要因を洗い出し、改善策を提案・実践する ➢ 外国人材の支援に関わる現場の人々と、その関連分野の研究者や行政、地域住民、当事者、経済 団体、企業等をつなげ、共に課題解決に取り組むためのプラットフォームをつくる
- 助成の枠組み
- 基本テーマ 「外国人材の受け入れと日本社会」
- 助成分野
(1) 外国人材が能力を最大限発揮できる環境作り
(2) 外国人材の情報へのアクセスにおける格差の是正
(3) ケア・サポート体制を担う人材と既存資源の見直し
(4) 高度人材の流入促進
(5) 日本企業の海外事業活動における知見・経験からの学びと教訓
*各分野は相互に関連が深いため、複数の分野にまたがったプロジェクトの応募も歓迎します。
*本プログラムは、調査・研究・実践のすべてを実施するプロジェクトへの助成を主眼としていますが、分 野(4)(5)に限り、調査・研究に主軸を置いたプロジェクトの応募も受け付け、選考対象とします。ただし、両 分野においても、実践活動が含まれるものを優先します。
3.助成の対象
(1) 取り組む分野に対して、必要かつ適切な広がりをもつ領域横断的なチームを形成すること。個人の みの応募は対象となりません。
(2) 応募者の年齢・所属・国籍は問いませんが、代表者と連絡責任者については日本語で日常的なコミ ュニケーションがとれること。応募書類の受付は日本語のみとなります。 *本年度より代表者の主たる居住地についての要件はなくなりました。
(3) 適切な対象に向けた政策提言や公開シンポジウムの実施等による成果発信を計画に組み込み、助成期間内に達成すること。
(4) 助成期間中は財団と連絡を密に取り、当財団が主/共催するシンポジウム等に参加すること。
【助成金額】
総額:5,000 万円 (1件あたりの助成金額:500 万円~1,000 万円程度) *間接経費及び一般管理費(オーバーヘッド)について 助成対象プロジェクトに直接的にかかわらない費用(間接経費)、プロジェクトの運営において中心となる組 織・団体の一般管理費(オーバーヘッド)も計上可能です。ただし、助成事業として採択された場合でも、 申請額からの減額等の条件がつけられる場合があります。予算の妥当性は選考の非常に重要な要素と なりますので、プロジェクトの実施に必要な費用のみを積算し、予算計画を立ててください。
【応募方法】
トヨタ財団ウェブサイト(https://www.toyotafound.or.jp/grant/migration/)より応募登録(エントリー)を行 い、基本情報を入力し、企画書をダウンロードして必要な情報をご記入の上アップロード(提出)してください
応募にあたっての注意事項
・ 選考の対象となるのは、トヨタ財団ウェブサイトを通じて送信(アップロード)され、財団が受信した指定 書式の企画書に限ります。郵便、E メール、FAX 等の手段によって送られた企画書は選考の対象と なりません。
・ 締切当日のトラブル等により応募書類を送信できない不具合が生じても、対応しかねます。期限前 日の日中までのご提出を強くお勧めします。
・ 応募書類の記載に虚偽または重大な誤りがあった場合、助成を取り消すことがあります。
・ ご提出いただきました応募書類等はお返しできませんので、あらかじめご了承ください。
【問合せ】
公益財団法人トヨタ財団
特定課題「外国人材の受け入れと日本社会」(担当:利根、甲野)
Email: migration@toyotafound.or.jp