第1回「未来の介護基金」 日本フィランソロピック財団
【応募期間】
2023年3月1日~2023年4月14日
- 基金の目的
日本で介護保険制度が発足してから約 20 年が経ちました。その間、総人口に占める 65 歳 以上の比率は 2000 年の 17%から、2022 年 4 月には約 30%へと上昇、高齢化が進展し ました。様々な試行錯誤はありながらも、介護サービス職事業者の多様化(株式会社のような営利団体、社会福祉法人や NPO などの非営利団体など)、サービス内容の多様化(施 設に加えて在宅・通所介護の拡大)などを通して、業界として発展してきました。その結 果、介護保険制度が高齢者の介護を一定水準まで支えているのが現状です。
一方で、高齢人口のさらなる増加に備え、介護サービス従事者の人材や財源の確保に加え て、当事者本人(または家族)の価値観にそった要望への対応、高齢者の方が本当に生き 生きとした人生を送るための支援など、現在の介護保険制度の枠組みを超えたサービスを 拡大・充実させる余地があります。
そのためにも、介護業界は今後も既存の枠にとらわれず新たな発想で発展し続ける必要が あると考えます。
本基金は、介護業界で活動する非営利団体や個人が、高齢者にとって理想の介護・自立支 援を模索し実現する活動を助成いたします。助成には、医療・福祉等に関連する企業、自 治体及び各種団体への支援等を通じて、業界の担い手である人材を育成する事業の支援を 含みます。
- 募集の概要
対象分野 | 高齢者に対する介護や支援の提供 |
対象となる事業 テーマ | 高齢者が生き生きと暮らすための理想の介護・自立支援を模索し実現する活動またはそれらを通じて行う人材育成 ※本公募では日本国内で実施する事業が対象です。
※本公募において、「高齢者」は、65 歳以上を想定しています。 65 歳未満の方が含まれる場合でも主たる支援先が65歳以上であれば対象となります。 |
対象となる団体 | • 社団法人・財団法人(一般及び公益)、社会福祉法人、特定非営利活動法人など非営利活動・公益事業を行う団体(法人格の ない任意団体も含みます)
※営利を目的とした組織(株式会等)は含みません。 • 日本国内に事務所がある団体 • 活動実績 2 年以上の団体 |
【助成金額】
1 団体あたりの 助成金額 50 万円以上 (最大 300 万円まで)
【応募方法】
- 応募用紙(ファイル形式:Word・7 ページ以内)
下記リンクからダウンロードしてご記入ください。
https://np-foundation.or.jp/information/media/1st_miraikaigo_ouboyoshi.docx
- 団体の紹介資料(ファイル形式: PDF)
※ 団体概要・パンフレット・アニュアルレポート等、団体の概要や活動内容が分か る一般的な紹介資料をご提出ください。HP やチラシ等をまとめたものをご提出いただいても結構です。
- 過去2事業年度の財務報告書(ファイル形式: PDF)
※ 様式に指定はございません。貴団体で作成されている収支決算書をご提出ください。
※ 2 期分のご提出がない場合は、審査の対象とならない場合がございますので、必ず2期分をご提出ください。
助成電子申請システム「Graain」を通じて、必要書類の提出と団体情報等の入力 を行っていただきます。
※郵送やメール添付での書類提出は受付対象外となります。必ず「Graain」からご応募 ください。
【問合せ】
応募に関してのお問い合わせは、当財団の代表メールアドレスにお送りください。
代表メールアドレス:info@np-foundation.or.jp
※お問い合わせは、2023 年 4 月 14(金)午前 9:00 までの受付となります。お問い合わせメールは、件名を「未来の介護基金」として、団体名、担当者名、担当者の電話番 号を必ず記載ください。ご回答には数日いただく場合があるため、時間に余裕をもってお問い合わせください。