ソーシャル・ジャスティス基金(SJF)助成公募第12回ご案内 まちぽっと
【応募期間】
2023年9月1日~2023年9月21日
【助成対象・内容】
- ソーシャル・ジャスティス基金(SJF)の設立 ソーシャル・ジャスティス基金(SJF)は「NPO法人まちぽっと」により2011年10月に設立されました。「まち ぽっと」は、日本最初の市民ファンド「草の根市民基金・ぐらん」を20年以上にわたり運営しています。ぐらん は、社会的に弱い立場にある人を支援する草の根活動に助成してきましたが、そういった草の根活動の知見を普 遍化するような、社会の不公正の原因を解決しようとする市民の政策提案型・社会提案型の活動(アドボカシー 活動)について応援ニーズが高まり、SJFを新しい仕組みとしてスタートさせました。
2、SJFの趣旨 市民の力で希望ある未来をつくりだす、その一歩を応援します。公正な社会を実現する主役は、みなさんです。 多様な人びとの想いが受けとめられエンパワーされる社会を希求し、見逃されがちだが大切な問題に取り組むア ドボカシー活動、とくに周縁化されたり封印されたりしている声をすくい上げて社会の仕組みや法制度づくりに 生かすアドボカシー活動を支援します。 SJFの支援事業は、資金助成と社会対話の場づくりを両輪として進めています。後者として、「SJFアドボカシ ーカフェ」*や、多分野の市民活動が連携する土台になる「SJFフォーラム」等を企画運営しています。 アドボカシーカフェのコーディネートや助成事業の確認等を行うSJF助成担当者が各助成事業に伴走します。 これまでの助成先については https://socialjustice.jp/p/fund/fund_group/ からご覧ください。
- ◆ 公募テーマ:
~両テーマとも、未来を担う世代が中心になって取り組む活動を積極的に支援します~
*特設テーマ <オープン・ソサエティ財団(Open Society Foundations: OSF)の指定枠>
「日本におけるジェンダー平等の実現を目指す取り組み」 ※『性暴力、性搾取をめぐる問題』または『セクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス/ライツ』 に取り組むアドボカシー活動を積極的に支援します。活動現場から吸い上げた意見や思いを尊重 する姿勢と、社会の仕組み・政策・制度をよりよく変えていく長期展望があることを期待します。 ※ 特設テーマの助成は、日本に本拠を置く団体・個人の活動を対象としており、海外に本拠を 置く団体の日本支部の活動は助成の対象となりません。活動地域は、日本の市民社会へ働きかけ る要素や日本の市民社会へのインパクトのある事業であれば日本に限りませんが、東アジア地域 であることを原則とします。
*基本テーマ 『見逃されがちだが、大切な問題』に取り組むアドボカシー活動
【助成金額】
◆助成額:1 案件の助成上限を 100 万円とし、特設テーマ・基本テーマ各 300 万円、総額 600 万円の助成を予定しています。 ※自己資金充当、費用項目についての条件はありません(助成金は人件費にも充当可能)。
【応募方法】
応募資格
公募テーマ」に即し、以下の項目を満たした団体・法人(法人格を問わない)・個人の事業が対象です。
1)「不公正の是正」「市民社会の形成」を目的とした事業であること
以下の5項目を満たすことを原則とします。助成は「社会課題の現場で直接的な支援やサービスを提供する 活動」ではなく、「社会課題の原因を改善し、新たな仕組みや法制度を社会提案するアドボカシー活動」を対 象とし、現場・地域の直接的活動による知見や経験に基づく普遍性のある活動を含みます。
(1) 社会の不公正を正す目的をもった活動
(2) 市民社会の形成に寄与する活動
(3) 自発性にもとづき自主的に運用されている活動
(4) 透明性のある情報開示をともなう活動
(5) 営利を目的としない活動
※団体紹介の広報物など単なる広報の申請は対象となりません。また、啓発活動については、制度や仕組み の改善にまでつながる活動への助成申請を期待しております。
2)アドボカシーカフェを共催し、多様な市民との対話ができること
SJFでは、アドボカシー活動を実現するには一方的に意見を主張するのではなく、多様な皆さまとの対話に よる公正性と寛容性を構築するなかでの提案が欠かせないと考えています。そのため、助成先については、助 成先が提案するテーマを共に議論し意見を形成する場、「アドボカシーカフェ」(オンライン)を共催し、企画 協力や登壇することを条件とします。ただし、アドボカシーカフェの開催費用(ゲストへのお支払を含む)は SJFが負担し、参加費を設ける場合にはSJFの収入とします。
3)「助成発表フォーラム」への参加
助成先は、2024年1月19日の午後に開催を予定している「助成発表フォーラム」(オンライン)への参画が義 務となります。また、中間/最終報告会を兼ねたダイアローグをSJFが開催する場合には出演いただきます。これらにより、他の活動との連携を促進ください。その他、SJFが主催するイベント等へ積極的に参加すること を通して、一人ひとりの想いや希望が生かされる社会を共に創りあげていくことにご協力ください。
4)中間期、助成活動終了後の活動報告
助成先は、中間期および活動終了後1ヵ月以内の活動報告書・会計報告書の提出が義務となります。
応募書類、受付期間、提出方法 ※応募書類は以下の通り、これ以外の資料はお断りします。
(1) ソーシャル・ジャスティス基金(SJF)2023年度助成申請書Word版(SJFホームページよりダウンロード可)
(2) 申請事業者の定款類または規約類(またはそれに準ずるもの{個人で規約類がない場合には必須ではな い}。立上げ間もない場合は前事業を含む。以下同じ)
(3) 2022年度の活動報告
(4) 2022年度決算・2023年度予算
上記(2)~(4)はホームページ等Web上に掲載されている場合には、(1)の申請書の「5. 助成申請に必要なその 他の資料」にそれぞれの掲載URLを入力いただければ送信は不要です。掲載URLが無い場合には、書類のWord版 (またはPDF版やJPEG版=スキャン画像可)のいずれかを下記の提出方法(2)にて送信ください。
- 提出方法 *必ず次の(1)と(2)の両方を行ってください。書類の郵送や持込は受付けません。
(1)応募フォーム https://socialjustice.jp/FudProp2023.html に入力し送信ください。
(2)申請に必要な全ての書類を、一つのフォルダにまとめて圧縮したファイルを(書類が助成申請書 [上記7、(1)]のみの場合には、申請書のみを)、申請団体名または申請個人名を含めたファイル名で (申請団体名または申請個人名が含まれないファイルは受理しかねます)、専用サイト https://biz.datadeliver.net/post/?p=socialjustice2023 にてアップロードしてください。
【問合せ】
NPO法人まちぽっと ソーシャル・ジャスティス基金 (SJF)
ホームページ https://www.socialjustice.jp/