第4回「コレクティブ・インパクトによる社会課題解決の推進」助成事業 デロイトトーマツウェルビーイング財団
【応募期間】
2024年6月28日~2024年8月9日
【助成対象・内容】
公募概要
助成枠 | 「Societal Well-being(ソサイエタル ウェルビーイング)助成枠」 | 「Planetary Well-being(プラネタリー ウェルビーイング)助成枠」 |
対象 | 個人と社会のWell-beingの向上に繋がる、以下いずれかを中心とした社会課題解決であること。 ・教育(Education) ・スキル開発(Skills) ・就業機会創出(Opportunity) |
Planetary Well-beingの向上に繋がる、以下いずれかを中心とした社会課題解決であること。 ・カーボンニュートラル(ネガティブエミッションを含む) ・生態系配慮(ネイチャーポジティブ) ・サーキュラーエコノミー ・紛争による環境破壊への対応 ・災害による環境破壊への対応 |
(1) 事業趣旨
本助成事業では、熱意ある人とひととの協働による熱量・知・労働力を結集した共同体によるWell-being社会の構築を支援することをテーマとします。
これまでの実績を踏まえた更なる活動の広がりを見据えて、第4回「コレクティブ・インパクトによる社会課題解決の推進」助成事業の助成先公募開始を決定しました。昨年度の第3回に引き続き、「Societal Well-being(ソサイエタル ウェルビーイング)助成枠」と、「Planetary Well-being(プラネタリー ウェルビーイング)助成枠」の2枠で公募します。「Societal Well-being(ソサイエタル ウェルビーイング)助成枠」は、デロイト トーマツ グループが推進するWorldClassの取組みと、「Planetary Well-being(プラネタリー ウェルビーイング)助成枠」は、デロイト トーマツ グループが推進するWorldClimateの取組みと連動するものです。
その際、単独の団体への助成ではなく、複数の団体が協働して実施するコレクティブ・インパクトによる新たな課題解決への取組みを支援することを想定しています。デロイト トーマツ グループの源流である監査法人創設において中心的な役割を果たした等松農夫蔵は、「個我を脱却して大乗に附く」という精神のもと、目先の短絡的な利害損失にとらわれることなく、皆で力を合わせて高い理想の実現に邁進しようと働きかけました。このグループ創設時の精神は、デロイト トーマツ グループの「Well-being社会」の構築に向けた活動に今も受け継がれ、本公募における重要テーマである「コレクティブ・インパクト」へと繋がっています。
※当監査法人の基本構想の関連情報は、こちらからご確認下さい。
デロイト トーマツ グループ「当監査法人の基本構想(東京事業所報創刊号)」
さらに、助成を通じた資金的支援に加え、助成先となる共同体の活動の中長期的な持続可能性を支援するために「伴走者」(※)を巻き込んだ形での申請を想定しています。そのため、申請の段階で伴走者の有無やその伴走内容に関して記載をいただきます。
なお、審査基準の1項目として伴走者を巻き込んでいるかを問いますが、申請時点で伴走者がいない場合や、不足している知見やノウハウを補う伴走者が不足している場合は、当財団がデロイト トーマツ グループ内から人材を募集し、助成先となる共同体と伴走者とのお引き合わせを支援します。
※「伴走者」:①助成先となる共同体の専任者や委託先ではなく、プロボノ等を通じた助成先となる共同体の活動に参画している(又は参加予定である)方、又は②助成先となる共同体において、事業実施にあたって不足している知見やノウハウを持つ方。
上記のように、助成先となる共同体に対する資金的支援に留まらず、同様の社会課題解決を目指す複数団体及び伴走者を巻き込んだ事業実施体制を構築することで、個々の強みを生かしながら、これまで難易度が高いとされていた社会課題の解決のスピードを一層加速することを目指し、助成先となる共同体と伴走者が一緒に「Well-being社会」の構築に取り組むことを期待します。
(2) 事業テーマ
本助成事業は、大きく2つの助成枠に分かれ、それぞれ対象とする事業テーマを異にしています。
■Societal Well-being助成枠~“個人と社会”のためのCollective Impact~
昨今、グローバル化や第4次産業革命に伴う変化がますます加速する一方で、十分な教育、スキル開発、就労の機会に恵まれず、繁栄や成長から取り残される人々も数多く生み出されています。そこでデロイト トーマツ グループは、急激に変化していく新しい時代において、より多くの人々が活躍できる社会を目指し、「WorldClass」の取組みを展開することにしました。本助成事業では、「WorldClass」の重点領域とする、教育・スキル開発・機会創出の領域における社会課題の解決を図る事業に対して助成を行います。
教育(Education)
スキル開発(Skills)
機会創出(Opportunity)
※WorldClassの関連情報はこちらからご確認下さい。
WorldClass~教育・スキル開発・機会創出の3分野で全世界で1億人にインパクトを~
■Planetary Well-being助成枠~“個人と地球環境”のためのCollective Impact~
COP21での「パリ協定」以降、「TCFD」や「Climate Action 100+」など、様々な気候変動イニシアティブが立ち上がっており、昨今では、「2050年カーボンニュートラル実現」に向けて、日本企業と日本社会が競争力や活力を保ちながら社会変革を推進することが求められています。これら社会的な要請に応じて、デロイト トーマツ グループでは、パリ協定の目標達成に向け、デロイトは組織内外において責任ある気候変動対策の選択を促す戦略「WorldClimate」を始めました。
本助成事業では、デロイト トーマツ グループの一連の取組みをより一層推進すべく、Planetary Well-beingの向上に直接資する、以下いずれかを中心とした地球環境の課題解決を図る領域を想定しています。なお、助成対象とする事業は、短中期的なビジネスエリアの取組み(例:環境汚染を生み出さない商品の設計・開発等)は含まず、より中長期的な普及促進エリアの取組み(例:消費教育や、生物多様性の保護活動等)や、長期的な基礎研究エリアの取組み(例:サーキュラーエコノミーに関する研究等)とします。
・カーボンニュートラル(ネガティブエミッションを含む)
・生態系配慮(ネイチャーポジティブ)
・サーキュラーエコノミー
・紛争による環境破壊への対応
・災害による環境破壊への対応
※WorldClimateの関連情報は、こちらからご確認下さい。
デロイト トーマツ グループ コーポレート情報「WorldClimate Climate change is not a choice. It’s billions of them.」
【助成金額】
「Societal Well-being(ソサイエタル ウェルビーイング)助成枠」
2,000万~2,500万円
「Planetary Well-being(プラネタリー ウェルビーイング)助成枠」
500万~1,000万円
【応募方法】
(1) 代表団体登録オンラインフォームでの申請(代表団体の基本情報):
※本フォームでは、申請事業名および代表団体に関する情報をご提出いただきます。
共同体の構成が未定の場合も応募意思をお持ちの場合はできる限りお早めにご提出ください。
Societal Well-being助成枠 オンラインフォーム
Planetary Well-being助成枠 オンラインフォーム
(2) 上記(1)をご提出後、本ページ下部にある「申し込む」より必要情報を記載いただいた申請様式(様式1・様式2・様式3)及びその他提出資料一式をご提出ください。
※共同体を構築中の場合は調整中の共同体名をご記載ください。その他の詳細については決定後にご記載の上、再度提出してください。
【問合せ】
デロイト トーマツ ウェルビーイング財団 事務局
住所:〒100-8360 東京都千代田区丸の内三丁目2番3号丸の内二重橋ビルディング
メールアドレス:dtwb_wb@tohmatsu.co.jp
電話番号:03-6213-1251
受付時間:平日9:30-17:30(※祝日・休日は対応しておりません。)