第1回「パーキンソン病QOⅬ基金」 日本フィランソロピック財団
【応募期間】
2023年10月18日~2023年12月15日
【助成対象・内容】
- 基金の目的
パーキンソン病は日本国内で 15~20 万人の患者がいると言われている指定難病のひとつ です。現在は、先進医療研究の進展で、遺伝子治療、再生医療による治療法が開発され、 実用化に向かっています。発症メカニズムも徐々に解明されつつあり、より早い段階での 診断と治療開始が期待されます。 しかし、患者にとって心配なく「治る病気」と言えるようになるにはまだ時間を要するこ とが予想されます。パーキンソン病は、薬などで症状を緩和しながら年月を重ねる、当事 者や周囲の親しい者にとって辛い病気です。 早期段階で症状の進行抑制に効果的な治療を受ける機会、病気や治療に関する情報へのア クセス、サポートの連携といった環境整備、そのためのリソースは充分ではありません。 医療関係者や当事者間による地道な支援、これまでにないツールやサービスの試み、その ための研究は既に行われています。こうした取り組みが広がり、多くの患者に届くことが 望まれています。 本基金は、パーキンソン病患者がより快適により長く人生を送ることを実現する支援の広 がりを願って設立されました。患者の QOL 向上につながるあらゆる取り組みを助成いたします。
- 募集の概要
対象事業
パーキンソン病患者の QOL 向上を目的とする研究や支援活 動などの事業。既存事業・サービスをもとに拡大・改善する 取り組み、または新規事業・サービスへの取り組みを対象に し、従来からの単なる継続事業は対象外とします。
【助成対象事業例】
- パーキンソン病患者の日常生活の活動や症状改善等に関する調査研究
- パーキンソン病患者の QOL 向上を支援するツールや仕組みの研究・開発・活用 • パーキンソン病のリハビリテーション提供機会の拡大
- パーキンソン病患者が治療あるいは社会生活で必要とする情報アクセスの充実
- パーキンソン病患者や関係者の啓発や交流を支援する事業
- 若年性パーキンソン病発症者に対する就労支援、育児支援などの事業
※ 上記の事業はあくまで一例です。応募しようとするテーマが助成対象となるかどうか ご不明な場合は、事務局までお問い合わせください。
応募資格
日本国内に事務所のある団体、日本に居住する個人を対象とします。法人の有無や種類は問いません。
【助成金額】
助成金総額:1,000 万円
1 件あたりの助成金額 上限 500 万円
【応募方法】
- 応募に当たっては、所定の助成電子申請システム(Graain)をご利用ください。 ※郵送やメール添付での応募は受付対象外となります。
- Graain に団体情報等をご記入の上、下記の書類を添付してご提出ください。
- 応募用紙
以下よりダウンロードした用紙に必要事項を記入し、ご提出ください。
https://np-foundation.or.jp/information/media/1st_parkinsonqol_ouboyoshi.docx
- 団体や取り組みの紹介資料
団体概要・事業企画書・パンフレット・アニュアルレポートほか、これまでの活 動内容が分かる一般的な紹介資料をご提出ください。HP やチラシ等をまとめた ものをご提出いただいても結構です。
- 前事業年度の財務報告書(PDF)
様式に指定はございません。貴団体または取り組み等で作成されている収支決算 書をご提出ください。
- 今事業年度の収支予算書(PDF)
様式に指定はございません。事業の予算規模が分かる物をご提出ください。
※ 場合によって追加の資料提出を依頼することがあります。あらかじめご承知おきください。
【問合せ】
応募に関してのお問い合わせは、当財団の代表メールアドレスにお送りください。 代表メールアドレス:info@np-foundation.or.jp
※お問い合わせは、2023 年 12 月 15 日(金)午前 9:00 までの受付となります。お問 い合わせメールは、件名を「パーキンソン病 QOL 基金」として、団体名、担当者名、担 当者の電話番号を必ず記載ください。ご回答には数日いただく場合があるため、時間に 余裕をもってお問い合わせください。